よし、団塊ジュニア、そろそろ起業しようか

~巷で何かと世間のお荷物扱いされがちな「団塊ジュニア」が、故郷の長野県で開業などを目指していく活動を綴ったブログです~

〔コンセプト〕
地域の有機農業、昔ながらの野菜の加工食品、太古から現在までの自然の恩恵・姿(ジオパーク)、かつての農家の暮らしかた、これらを復興し、それらを使った生活を実践して、新しいことも盛り込みつつ、限りある地域の資源(ヒト・モノ・カネ・トキ・シゼン)を無理なく使い、周りの人たちを巻き込みながら自分たちも成長していき、時代に即した、または何時の時代にも適応するツールを編み出すことを目標として活動していきます

※本ブログはあくまでも個人的見解を含むものであり、この記事内容を第三者が利用して得た利益・不利益の一切を保証するものではありません
※商品の購入などを決定する際には、自分自身でよく考えて、納得した上で購入の最終判断をしてください
※本ブログでは、一切の自動マイニングツールの埋込等は行っていません。従って、観覧者の意図しないマイニングによるいかなる管理者への収益の発生もありません

2015年09月

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今日、1週間前に買った牛乳が少し残っていたので、飲もうと思ったら、あと少しでヨーグルトか何かに変わる状態になっていた。

最近、マーガリンがやけにトロトロになっていたり、お茶があまり冷えていなかったりと、おかしいなとは思っていたけど。。。。

冷蔵庫内の温度調整つまみを最大にして、温度計を入れて扉を閉じ、30分ほど放置。
その後、温度計を見たら、約18℃を表示していた。
冷蔵庫内は、1~5℃が適温らしい。
冷蔵庫、とうとう壊れたか。
しかし、冷凍庫は割と、しっかり冷えている。
そんなに重症ではないのかも。
by カエレバ


色々ネットでも調べてみたら、以下のことが分かった。

①機器類の動作を調べる
扉を閉めた冷蔵庫の裏下に聞き耳を立てて、「ブーン」とか「チョロチョロ」などの作動音や水の流れる音がすれば、内部のファンコンプレッサー・冷却器は正常に動作しているそうです。
確かに原理を考えてみるとその通りだ。
わたしの、10年前に1000円で買った20年選手の冷蔵庫くんは、「ブーン」とか「チョロチョロ」としっかり鳴いていた。

②冷気の流れを調査
機器類の動作に異常がなければ、冷却器または、冷却された空気の通路が霜や凍り付いてしまい、うまく冷却できていないことがあるらしい。
夏は湿度の高い日本、加えて、私の住むアパートの部屋は、台所が浴室と隣接していて、なおかつ、部屋全体をあまり換気したことがなかった。

きっと、冷蔵庫の冷却器が、結露→氷結してしまったのだろう。
そこで、冷蔵庫内を調べてみると、冷凍庫内の通気口らしき部分の中に、
氷の塊のようなものが

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それに、冷蔵庫内の底部に、小さな水溜りのようなものも発見。
きっと、この氷が溶ければ、冷蔵庫に冷気が流れるはず。

というわけで、冷蔵庫内の食品を取り出し、保冷バッグや発泡スチロールなどで保温し、冷蔵庫を開け放し、コンセントを抜く。
これで、深夜半日放置して、様子を見よう。
朝、起きたら直っていますように、、、。

 つづく
by カエレバ

ボランティアに沢山参加したので、お金が少なくなってきた。
そろそろ、またアルバイトを始めなければ。
せっかくだから、今後の目標に役立つ職種にしよう。

というわけで、接客やマナー・外国語の勉強にもなる、ホテルのフロントや、お土産屋さんのアルバイトなど、4社に応募した。

早速、2社から連絡を頂き、履歴書送付と、明々後日に面接となった。
どこでもいいから、受かるといいな。

 


2015年9月に、スペインのワークキャンプに行って来た時に、ワークキャンプ後に、バルセロナで弾丸観光をして来ました。

ボランティア活動の記録はこちら

観光の記録はこちら
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A20 地球の歩き方 スペイン 2017~2018


目次

  アベニーダ・デ・アメリカからバスでバルセロナへ

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A20 地球の歩き方 スペイン 2017~2018

友と別れ、いざバルセロナへ
メンデス・アルバロ駅〜アベニーダ・デ・アメリカ駅へ
スペインの西にある村でボランティア活動を終えたのち、サラマンカを経由してマドリッドに戻り、ボランティア仲間達と南バスターミナルで別れてバルセロナへ向かいます。
バルセロナへは、アベニーダ・デ・アメリカのバスターミナルから出るバスに乗って行きます。マドリッドからは国内線飛行機や新幹線がありますが、私はお金を節約しなければならないので、高速バスで約8時間かけて行きます。南バスターミナルからは、地下鉄に乗ってアベニーダ・デ・アメリカに向かえます。ボランティア仲間の1人のマドリッドの女の子が、地下鉄乗り場まで見送ってくれました。なので、具体的な構内の道順を覚えていないのですが、エスカレータをひたすら降りて地下に着いたら長い回廊を通って改札口に辿り着くはずです。だいたい3ユーロでアベニーダ・デ・アメリカの駅に行けます。マドリッド女の子とお別れのハグをして、地下鉄「Metro」に乗ります。「Pacifico駅」側へ行くプラットホームへ向かいます。

アベニーダ・デ・アメリカからバスでバルセロナへ
途中、8駅を通り、アベニーダ・デ・アメリカ駅に着いたら、天井に吊るされている案内表示に沿って、上に上がって行きます。しかっし、ここで気をつけなければ行けないのは、バスターミナルが地下階の途中にあることです。私は、間違えて一番上の地上まで出てしまい、「あれ、バスターミナルはどこだ?」てな感じで探してしまいました。慌てて戻り、案内表示の「バス」の絵を目印にして下に降りて行きます。途中で「↓」の矢印から「→」の矢印に変わったので、エスカレータを降りて、フロアをぐるぐる回りながら、バスターミナルを探します。が、しかし、なかなか見つからず。途中にフロアの真ん中あたりにインフォルマシオンのブースがあったので、お姉さんに「ぺるどん、ジョきえろいるアルバルセロナ」と聞いたところ、「・・・」と視線を逸らしたままアゴで「あっちだ」と指図してくれました。きっとお姉さんはレアル・マドリッドのファンなんだね。ありがとうございました。
チケット売り場のブースは、すぐ近くにありました。外側には自動券売機もあります。しかし、何か罠があるんじゃないか(勝手な思い込み)と思い、人間のいる売り場に並びます。「うのビレッテぽるふぁぼーる」と言いながら、並んでいる間に書いた時刻のメモを見せます。スリランカの時からの常套手段です。
バスターミナルに着いたのが昼過ぎだったので、何か腹を膨らませるものを買わないと行けないので、14:00出発のバスを指定します。
普通の高速バスで32.41ユーロです。だいたい東京〜大阪間に毛が生えたくらいなので、物価の高いスペインでは十分なコスパでしょうか。
また同じように、天井の案内表示を見ながら、1番乗り場へ向かいます。それにしても、ぐるぐると歩かされます。途中に見つけた売店でクッキーと水を買います。しばらく歩くと、バス乗り場にたどり着きました。スペインは国土が広いので、行き先もたくさんあります。バスターミナルは思ったよりも広いので、お出かけの際は、お時間に余裕を持って行かれてくださいね。
しかし、私は、チケットを読み間違えて、座席番号をバス番号と勘違いし、ひたすら28番乗り場で待ちます。しかし、液晶モニターの案内に14:00出発の案内がない。もう一度チケットをよく見直し、自分の間違いに気付いて、慌てて1番乗り場に向かいます。時間に余裕があってよかった。チケットの「Bus」欄がバス乗り場で、「Asiento」欄は座席番号です。これが、バルセロナになると、カタルーニャ語になるので、表現が変わります。これも注意が必要。
疲れ切っていたので、写真を全く撮っていなかった。チケットの写真で勘弁してください。だいぶ前のだから、ボロボロ。
マドリッドを出発
そうこうしているうちに、ガラス扉のゲートが開き、乗車開始。大きな荷物は、日本の高速バスと同じように、車両の底部に入れて行きます。割とガシガシと積まれていくので、割れ物や貴重品が入っている場合は、注意が必要です。座席に持っていくか、日本に送っちゃうかしたほうがいいかもです。
地下ターミナルから出ていくので、久しぶりの太陽を浴びた気分。しばらくは、マドリッド市内の風景が続きます。サラマンカからの帰りの時も思ったんですが、マドリッドのエディフィシオ(ビルディング)は茶色が多い気がします。もちろん、近代的なコンクリートジャングルもありますが、何だか全体的にビルの茶色と森林の緑色でバランスを取っているような気がします。その中に、アクセントで淡色のビルティングやアスファルトが混在している感じ。まちづくりにも、しっかりと芸術のセンスが表れていますね。
マドリッドを出ると、しばらくは不毛な地帯が続いたり、小さな村や町が見えます。広い国土のわりに、人口が1200万人と少なめ。夏場のせいか、草木の生えているところもまばらで、岩山が続いたりします。見たことのない風景で、思わずここでも写真を撮り忘れ。8時間もあったのに。何をやっているんだか。ま、記憶にしっかり残っているんでいいんだけど。
3時間くらいすると荒野のど真ん中で、何かの施設に停車。みんなが降り始める。どうやら休憩みたい。日本でいうサービスエリアのようなもの。とりあえず、トイレにいく。売店とかあったけど、もうすでにクッキーと水があるので、何も買わず。バスに戻って乗り込んでくる人たちを観察していると、1〜2名かアジア人がいました。しばらくすると、出発。また、荒野の連続。でも、見とれて写真を撮らず。
そうやって、ただぼーっと荒野を見つめていると、何だか癒されるというか、何も考えていないようで、いろいろ考えていたり、他愛のないことを螺旋のように登ったり降りたり。たまに、盗難に気をつけたり。
そんな感じで、しばらくすると、何かの大きな施設にたどり着きます。途中のバス停のようです。と思ったら、バルセロナの空港でした。お隣の空席に、1人座ってきました。私が日本語のガイドブックを読んでいると、「アーユージャパニーズ?」と聞いてきたので、「イエス」と答えると、「んー」といった顔で、ニコニコしていました。「日本に行ったことがある」「フランス人だよ」とか色々言ってました。
気がつくと、8時過ぎなのですが、まだ外は明るい。スペインは日が長いんですよね。ボランティア先の村でもそうだったけど、夜9時過ぎでも、平気で子供達が外で遊んでいます。

バルセロナに到着
そんなこんなで、夜の10時ちょい過ぎにバルセロナのバスターミナルに到着。暗い中、ガイドブックの地図を頼りに宿へ向かって歩き始めます。あ、宿はボランティア先にいた時に、すでにBooking.comから予約を取っていました。

Wow Hostel Barcelona ワウ・ホステル・バルセロナ   ご予約はこちらへ
写真を撮り忘れたので、借用しました

11時が最終チェックインだったので、ぎりぎり間に合うかどうかというところ。夜の暗がりのバルセロナ市内を、スーツケースを転がしながら1人歩くのは、ちょっと怖いです。途中、アジア系の多い通りに出てしまったり、と心細くなるし、碁盤の目のような市街地は、歩いていると段々と何処を歩いているのか分からなくなってきます。
今考えると、こんなに長い距離を歩こうとしていたんだね…なんて無謀なんだ…

「あれ、こっちじゃなかったっけ?」そのうちに、11時の10分前くらいになってしまい、仕方がないのでタクシーを拾います、が、なかなか空のタクシーが通らない。やばい、と思いつつも、あきらめずに手を上げながら歩いていると、ようやく一台のタクシーが捕まる。事前に書いておいたホテルのメモを見せて、ここに言ってくれと頼みます。
途中、脇見をした運転手が、路肩に止まっている車に擦ってしまい、「アーユーオーライ?」と聞くも「イヤー、オーケー」いや、オーケーじゃないでしょ。と思いつつも、そのまま走り去ってしまう運転手。大丈夫だろうか。そんなこんなで、宿にぎりぎり11時1分前に到着。運賃を払い、急いで中に入ります。入り口はどこだ、と探します。運転手が「そこだよ」というので見てみると、扉の左側に小さい看板が。がしかし、入り口の鍵が閉まっているので、インターホンで「あいハブあリザベーション」というと、鍵を開けてくれて、中に入ります。写真は後から撮りましたが、エントランスの奥に、クラシックなエレベータがあり、とても雰囲気のあるアパートメントの1フロアを使ったホステルのようです。
ホステルのフロアまで上がると、さらに入り口のドアが施錠されているので、ノックすると、開けてくれました。フロントで受付の綺麗なお姉さんにチェックインしてもらいます。料金は3泊4日で、
 39ユーロです。バルセロナの大通りに面した宿にしては、安いなと思いました。トイレ・バスは各1つで共用。キッチンと冷蔵庫・電子レンジ・オーブン完備で料理も出来そうです。ロビーとダイニングがつながったような感じで、そこで食事を取れます。ロビーにはビリヤード台もあり、遊べますが、私は遊びませんでした。
部屋に案内されると、すでに欧州女性の若い2人がいました。挨拶すると、イタリアから来たそうですが、それぞれ友人ではなく、単独で行動しているそうでした。ネットで予約した時は8人部屋だったのですが、ギリギリ遅く来たせいか、4人部屋になりました。お腹が空いていたので、荷物を置いた後、フロントに行って、食材が買えるところを聞いてみます。「あいをんてゅハブさむぐろーせりーず、そー、いずぜあーさむてぃんぐストアいんにあひあ?」ボランティア活動で少し鍛えられたのか、相手の話している訛りの強い英語でも、なんとか聞き取れるようになって来ています。スペイン語はまだまだですが。8時間以上、バスに揺られていたので、ランナーズハイのような気分になっているのでしょうか。
教えてくれたお店に行ってみます。しかし、またも迷ってしまいます。あまり遠くに行くと、宿に戻れなくなるかもしれないので、近くの裏通りにある外国人が経営する怪しい商店で、セルベサとマンサナ(すでにスペインでは私の定番)を買って、宿に戻ります。
ダイニングで食事をとりながら、自撮りをして、マドリッドの南バスターミナルで見送ってくれた子に、フェイスブックからお礼のメッセージを送ります。

食事を取った後、疲れたので部屋に戻り、就寝します。明日からは、芸術の街を弾丸観光するぞ〜。

2日目 芸術の街を散策
観光の前に朝食を
2日目の朝は、早朝に再び街の商店に行って、食材を仕入れます。今度は、教えてもらったお店です。ハモン、フゴでナランハ、パン、ケソ、そしてセルベサを買います。全部で15ユーロくらい、高いです。それにしても、夜は気がつかなかったけど、かなりきれいでおしゃれな通りです。片側2車線で自転車とバイクの専用レーンがあります。商店に行く途中に大きなロータリーがありますが、交通量が多いのか、信号で制御されています。歩道もものすごく広くて10メートルはあるんじゃないかってくらいです。
宿に戻って、朝食をとります。キッチンとダイニングは結構混み合っています。キッチンでお皿とコップを借ります。ここでは食器も借りられます。パンこんケソいハモンで食べます。本当はカフェこんレチェも飲みたかったのですが、高かったのでやめました。仕方がないので、1リットルのフゴでナランハをバソに注いで飲みます。食事が終わったら、タソンとバソを洗って返します。残りの食材を冷蔵庫にしまって、部屋に戻って作戦を練ります。
まずはやっぱり、サグラダ・ファミリアを見ておきたいです。そして、ガウディ建築巡りとして、グエル邸、カサ・ミラ、カサ・バトリョ、グエル公園はやっぱり押さえておきたいです。でも、グエル邸は少し中心部から遠くて、ほかの建築物と離れています。2泊3日で回るにはちょっとキツイので今回は諦めました。また、いずれ必ず。
そうと決まったら、早速出発です。

念願のサグラダ・ファミリア、のはずが…
宿から最寄の駅は、「L5」線の「ホスピタル・クリニック(Hospital Clinic)」です。大きなディアグナル通りを南に突っ切って、3ブロック進んだら右に曲がって1ブロック進んだら左に曲がり、また1ブロックで右に曲がると、「Metro」の看板が見えます。地下に降りてチケットを買い、「Vall'd Hebron」方面の地下鉄に乗り、4駅で「サグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)」に着きます。

地下鉄を出て、すぐにサグラダ・ファミリアが見えます。すごい人だかりです。早速、チケット売り場を探すもなかなか見つからず。そうこうしていると、パラパラと並ぶ列ができます。並んでみると、チケットはあるかと聞かれます。「ない」というと、チケットが無いと入れないと言われ、紙を渡されて、追い出されます。
どうやら、事前にオンラインか、教会の裏にある売り場で買わないといけないようです。裏に行ってみると、すごいラインが並んでいます。しかも全然進んでいない。
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ここで待っていたら、夕方になってしまうので、この日は諦めて遠影を撮って、退散します。地下鉄に乗って、さっきと反対方向に乗ります。行き先は「ディアゴナル(Diagonal)」で2駅先、目的地は「カサ・ミラ」と「カサ・バトリョ」です。

カサ・ミラ、カサ・バトリョに向かう
地下鉄を出て、南に100メートルほど進むと、左側に「カサ・ミラ」が見えてきます。ほんとにテレビで見たような、変わった外観。今もアパートとして住人が住んでいて、お店もあったりします。ここも混んでいてオンライン予約がオススメのようです。外側から遠影を楽しんで、ここを後にします。カサ・ミラのオンラインチケット購入はこちらからどうぞ(スペイン語サイト)大人1枚22ユーロから。英語はサイト右上のUKのマークをクリック
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続いて、「カサ・バトリョ」です。ここから南へさらに300〜400メートルほど進むと右側に変わった建物が見えてきます。こちらもすごい行列ができていて、すぐに中には入れないようです。ここも遠影を堪能して、去ります。 カサ・バトリョのオンラインチケット購入はこちらからどうぞ 大人1枚23.5ユーロから。7歳以下は無料。学生、18歳以下、65歳以上は20.5ユーロ。
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どうやら、スペインは半年くらい掛けて、じっくり旅行したほうがよさそうです。隠居したら、半年かけて、スペイン全土を回ろうかな。スペイン語も完全にマスターして。


グエル公園に向かう
このぶんだと、グエル公園も大変だろうなと思いましたが、ガイドブックには特に普通にチケット代の情報が載っているだけだったので、とりあえず行ってみることにします。グエル公園は地下鉄で行けます。
そのまま、ディアゴナル駅から、「L3」線の「Trinitat Nova」方面に乗って、2駅向こうの「レセプス(Lesseps)」に向かいます。ただ、この方法だと、厳しい坂道を登ることになるので、初心者(高齢者)の方は、その一つ先の「バイカルカ(Vallvarca)」まで行って、グエル公園の西側から入られることをオススメします。
「レセプス(Lesseps)」の地下鉄を出たら、緩やかな坂道を北に進んで、大通りに出ます。大通りに出たら、右に曲がり、大通りの左の歩道を進みます。途中におみやげ屋さんがあるので、先に下見をしてもいいですね。そのまま進み、左側の公園を過ぎたら、左の小道に入ります。ここから勾配のある坂道ですが、途中で2回くらいエスカレータがあるので、助かります。突き当たるとグエル公園が見えてきますが、チケット売り場は、右に曲がってその先の突き当たりにゲートがあります。チケットはオンラインでも売っていますが、現地でも販売しています。ただし、ものすごい行列です。私は、今回は諦めず、並びました。並んで30分くらい経って、ようやくチケットを購入。ビジターは8ユーロです。しかし、園内の混乱を避けるために、入場できる時間が割り振られていて、私が入れるのは、だいたい2時間半後の16:00くらいから。

グエル公園の前に昼食をとる
仕方がないので、というかお腹も空いているし、お昼を外でとります。先ほどの大通りまで降りる途中にお店がいくつかありましたが、どれも高そう。サンドイッチみたいなもので十分だったので、そんな感じのお店に入ってみるも、店員が1人もいない。ぐるぐる店内を回っても誰もいない。諦めて、大通りまで降りてみます。いくつかファーストフード的なお店があるものの、みんな考えることは同じなのか満席でした。大通りの反対も歩いてみますが、こちらはあまりお店がない。スーパーのようなお店があったけど、すぐに食べられるようなものは売っておらず。
もう一度、もとの歩道側に戻って裏通りをいくつか探してみます。すると、お安いお店が。外から見てみると、空いています。入ってみると、店主は中国系。お客さんは外国人家族がまばらにいて、パエリアを食べていました。席に座り、メニューを見ると、サンドイッチ的なものがあったので、安いやつと、コーラを注文。全部で6ユーロくらいでした。味は問題なし。店員も愛想が良く、家族でやっているんでしょうね、若い娘さんでした。内装も、どちらかというと、アジア寄りで、バルセロナに来たのに、何だか不思議な感覚でした。
ご飯を食べた後は、おみやげ屋さんを回ってみます。たくさんあって、一店ずつ見てみます。私は、その国にきた証としてバッジを買うようにしています。なかなか見つからなかったのですが、インド系店主のお店で聞いてみたら「あるよ」というので見てみたらありました。小さいから荷物にもならないので、そこで買うことにしました。そんな感じでぶらぶらしていると、入場30分前くらいになったので、入場口に戻ります。戻ると、すでに行列ができていました。確かに、時間で振り分けないと、大変なことになりそうですね。

最近、イタリアや京都などで観光客が多過ぎて自治体や国が悲鳴をあげているそうですが、こういった工夫で観光客を分散させることができたらいいですね。例えば、観光名所どうしで共同の特設サイトを開設して、時間帯ごとの入場可能数を観光地ごとに表示して、観光地巡りのシミュレートができて、お客さんにとってそのシミュレート結果がよければ、そのままチケットの予約に進める、みたいな感じで。そこにおみやげ屋さんや飲食店が加わると、一気にその日のスケジュールが整えられます。協賛することで、料金も安くできるし、集客も望める。システムも共同利用なので、コストも安く済む。どうでしょうか、全国の自治体さん。あ、そんなことしたら、既存の人海戦術の旅行代理店に反発を喰らうかな。

脱線したので、元に戻りまーす。

いざ、グエル公園へ
16:00になると、入場待ちの行列が進み始めます。いよいよ入場です。どこから入ったのか、よく覚えていないのですが、写真を振り返って見ると、中心の宮殿(?)部分の西側のルートの写真から始まっているので、多分その辺りから入ったんだと思います。
何だか、海底の楽園というようなイメージを感じます。ほんとに不思議な模様というか形状です。

おなじみの宮殿部へ向かう正面の階段。

 屋上は、こんな広場みたいになっているんですね。

 東側は打って変わって、田園になっています。

こんな壮大なストーリーの公園を邸宅として発注する富豪が、どういった思考で生涯を歩んだのか、凡人の私には考え及びません。
また、その発注に、このようなセンスで応えて表現するアントニオ・ガウディの感覚が、なんとも言えず時代を超越していて、今ようやく時代がガウディに追いついてきて、サグラダ・ファミリアを完成させる技術が出来てきたのでしょう。
そんなことを考えながら巡っていると、あっという間に時間が過ぎていきます。このあと、どうしようか。

憧れのホーム、カンプ・ノウを目指す
まだまだ、夜まで時間があります。ここは思い切って、あの「カンプ・ノウ」へ行ってみようと思いました。実は、スペインに出発する前に、リーガ・エスパニョーラが観戦できないか調べていたのですが、残念ながら私の旅程ではPartido(試合)を観ることが出来ないため、なんとかスタジアムが見れないかなと思っていました。なので、見学ツアーがあることを知り、時間もあるので、行くことにしました。
カンプ・ノウへは地下鉄で行けます。グエル公園からの場合、「L3」線で「ディアゴナル(Diagonal)」まで戻り、そこから「L5」 線に乗り換えます。「L5」「Cornella Ce ntre 」方面に行き、7駅目の「コルバランク(Colbaranc)」駅で降ります。
地下鉄を出ると、三叉路に出ます。右側に、パン屋さんと両替機が見えるので、そっち側の通りにそって進みます。4ブロック進んだところに、大通りがあります。大通りを渡り、左に曲がって歩道を歩いて行くと、広い駐車場が見えてきます。そこへ入って行くと、左側にショップなどが並ぶ建物が見えます。その中に見学ツアーのチケット売り場があります。おみやげ屋さんや売店もたくさんあります。
建物並ぶ真ん中あたりに、見学ツアーのチケット売り場があります。大人一枚23ユーロです。
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チケット売り場の反対側にツアーの入り口があるので、係員さんにチケットを見せて、階段(エスカレータ)を登ります。2階に登ると渡り廊下があり、スタジアムに進めます。
渡り廊下を過ぎると、すぐにミュージアムに入ります。FCバルセロナに関する、あらゆる貴重な品物が展示してあります。広過ぎて、ここだけでも1時間は軽くかかります。
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メッシのバロンドールも並んでいます。レプリカでしょうか。
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ここを過ぎると、スタジアムの2階席に出ます。さらに進むと、記者会見席、ロッカールームと貴重な部分が見ることが出来ます。
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さらにさらに進むと、テレビやTwitterでも見たことあるJugadoresがPartido前に通過する通路を通ることが出来ます。みんな写真を撮ってました。ここを過ぎると、ピッチに出ます。芝生に出ることはできませんが、ベンチ側から全体を見渡すことが出来ます。
このあと、3階席まで登り、プレスルームから見ることもできます。
ぐるっとまわり、下まで降りると、Jugadoresとの合成写真を撮ってくれるブースがあります。ここで撮った写真は、あとで記念冊子にして購入することもできます。私はお金がなかったので、今回は諦めました。また、いずれPartidoを観にきたときに。
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渡り廊下を進むと、しばらくしておみやげ屋さんに着きます。本当は、ユニフォームを買いたかったのですが、お金が足りず。後から考えると、カードを使ってでも買うべきだったなと、後悔しています。だって、今はスポンサーロゴがRakutenになっちゃったから。QatarAirwaysの頃のユニフォームが欲しいんです(泣
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今回は諦めて会場を後にします。

これで、夕方7時くらいです。結構回れましたね。でも、ガウディ関連は、事前にオンラインでチケットを買うことを学びました。
地下鉄に乗って、来た方向と反対側に乗って、「ホスピタル・クリニック(Hospital Clinic)」に戻ります。

夕食をとる
夕食は、ディアグナル通りのバルでとろうかと思いましたが、とにかく高くて、諦めました。また、昨日と同じように、商店でハモン、サラミ、フゴでマンサナ、パン、セルベサを買い、宿に戻ります。さて、明日は、絶対にサグラダ・ファミリアに行きたいです。なので、宿のWIFIを使って、オンラインチケットを購入します。買い方は、サグラダ・ファミリアの受付でもらった案内の紙にあるQRコードかURLで検索し、購入ページに進みます。購入ページはこちらです(スペイン語サイト) 
学生、30歳以下、高齢者は割引対象になる可能性があるので、問い合わせてみるのも良いかもしれません。また、10歳以下、身体障害者の方は無料になる場合があります。こちらも窓口で確認してみてください。
一番安いのが、サグラダ・ファミリアの入場券で15ユーロです。私は、博物館も見たかったので、奮発して24ユーロのチケットを買いました。チケット購入サイトのデフォルトがスペイン語なので、英語に馴染みがある場合は、右上の「ENG」をクリックすると、英語サイトになります。私はクレジットカードで購入し、オンラインの購入証明書がメールで送られてくるのでオフラインで見せられるように保存しておきます。


さて、明日の午前中の予定は決まりましたが、午後はどうしましょうか。思い切って、ピカソ美術館に行こうか、ミロ美術館に行こうか、考えましたが、夜は長いし、南側全体を制覇するために両方に行こうと決めました。
部屋に戻ると、ルームメイトが変わっていて、スケボーを持ったお兄さんと、ロシア系のお兄さんになっていました。さて、寝ます。

3日目 深いインスピレーションを受ける
3日目も宿で朝食を
3日目の朝は、前日に買い揃えておいた食材で朝食をとります。今調べたら、2017年現在ではワウ・ホステルは朝食無料で提供しているようですね。より快適になっているようです。
朝食を食べたら、部屋で待機して、指定の時間まで待ちながら、午後の日程をざっくり考えます。あれも行きたい、これも行きたい。
そうしているうちに時間になり、出発します。

再びサグラダ・ファミリア
昨日と同じようにサグラダ・ファミリアに向かいます。
sagrada familia

受付でスマホに保存した証明書を見せて、いよいよ入場です。本当にかなり出来上がって来ていますね。数年前にテレビのドキュメンタリーを見たときは、まだ教会内に資材がいっぱい積まれていましたが、館内はほぼ完成していました。現在は、主に裏側のてっぺんあたりを工事しているようでした。
地下では、地元民が礼拝をしていました。上に登れるエレベータもありましたが、混んでいたのでやめておきました。
この後、博物館も見学し、サグラダ・ファミリアを後にします。
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このときに、大容量バッテリーからiPhoneが充電ができなくなり、Lihgtningケーブルにもんだいがあることがわかり、サグラダ・ファミリアの周辺で、電気屋さんを探すことに。アラブ系店主のお店に入り、「これと同じものはありますか?」と聞くとあるというので買うことにしました。試しに刺してみると充電できるようになりました。「あいドントウォンとユーズでぃすエニモアー!」と叫んで店を後にしました。
お店近くの大通りでベンチに座りながら、次の目的地を決めます。「サグラダファミリア」駅の一つ隣「ベルダグル(Verdaguer)」駅から
「L4」線で「La Pau」方面に向かうと、ピカソ美術館をはじめとするゴシック地区に向かうことができます。「ジャウマ・プリメ(Jauma Ⅰ)」で降りて、地下鉄を出ます。

ピカソ、の前にカテドラル周辺を散策
地下鉄を出て西に行くと、サン・ジャウマ広場にでます。広場の北側に行くと、カテドラルが見えてきます。カテドラルは入場無料です。古い大聖堂の中は荘厳な雰囲気で、幾つもの時代を見てきた雰囲気が漂います。
カテドラルを出て、王の広場の方へ向かうと、シャボン玉を作っている人がいました。何だか雰囲気があっていいですね。
サン・ジャウマ広場のお店で昼食
サン・ジャウマ広場に戻り、北側の一角にある、サンドイッチ屋さんで昼食をとることにしました。ハンブルゲサとカフェこんレチェを頼みます。一番奥の席が空いていたので、そこで写真を撮り、昼食をとります。
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ちなみに、広場の周囲には、市庁舎と自治政府庁が構えています。
ピカソ美術館を見学
地図でみるとそうでもないんですが、実際は道がとても細く、NHKのドキュメンタリーや旅番組でよく見るクネクネとした細道を通り、美術館にたどり着きます。一見見ると普通の歴史ある建物なので、通り過ぎてしまいそうになります。
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中に入ると現代的な建造物があります。実は、こちらでも前日にチケットをオンラインで購入していました。なので、スマホを見せて、入場します。 オンラインチケット購入はこちらからどうぞ (英語サイト)
ちなみに、日程に余裕のある方は、以下の日は無料で鑑賞できます。木曜日のPM6時〜9時、毎月第1土曜日のAM9時〜PM7時、2月12日、5月18日、9月24日。ページの「Free of charge times」から進むと、無料でチケットを得ることができます。
また、18〜25歳、65歳以上の方は7ユーロでチケットを買うことができます。
残念ながら館内は撮影禁止です。ピカソの生涯の作品を堪能し、ここを後にします。

残念ながら、このときは、ランブラス通りのことは知らずに素通りしていました。有名な通りだったんですね。先ごろのテロで亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。

スペイン広場からカタルーニャ美術館へ
「ジャウマ・プリメ(Jauma Ⅰ)」から元に戻り、1駅の「ウルキナオナ(Urquinaona)」で「L1」線の 「Hospital de bellvitge」 、6駅先の「エスパーニャ(Espana)」で降ります。
地下鉄から出ると、すぐに大通りと庭園、その先にお城のようなものが見えます。そのお城のようなものがカタルーニャ美術館です。
こちらの美術館も上下左右に広く紀元前から中世・現代までさまざまなアートが展示されており、イベントが行える広間もあって、かなり大きい建物です。こちらで2〜3時間ほど費やしてしまい、近くにあるオリンピックスタジアムや民族学博物館、考古学博物館に行くのは諦めました。そして、最後の目玉である、ミロ美術館へ向かうことにしました。
ミロ美術館へ
ミロ美術館へは徒歩で向かうこともできますが、丘の上にあって坂道が多く大変なので、初心者の方は美術館の近くにバス停があるので、スペイン広場周辺のバス停からお乗りになることをオススメします。
ぐるぐると曲がりくねった坂道をいくつか登ると、左手にミロ美術館が見えてきます。夜の閉館前1時間くらいでギリギリでの到着です。すでに館内は人もまばらです。逆にじっくり見れるので、好都合でした。それにしても、ミロの作品は「飛んで」いますね。なかなか理解するのが難しいです。理解しちゃいけないんですね、きっと。心で感じればいいんです。その想いを胸に、それぞれが思い思いに生きていけばいいと思うんです。そんなことを考えながら、歩いていると閉館の時間に差し掛かります。最上階まで観たのち、急いで戻ります。

マジカ噴水で大混雑、「まじかよ」
外に出ると薄暗くなってきています。夜の8時過ぎです。坂道を下り、カタルーニャ美術館方面に戻ると、ものすごい人だかりが。なにかと思ったら、マジカ噴水とカタルーニャ美術館周辺の噴水で水と光の演出でショーが行われていました。
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噴水スゲーと思いながらも、人だかりも半端ねーと思い、人混みが苦手な私は5分と居れずに、退散しました。というよりも、疲れたから早く帰って寝たい、という思いが強かったかもしれません。文字通り、行く手を阻む人混みを掻き分けながら、地下鉄入り口に戻り、「L3」線の「Zona Universitaria」方面に乗って、2駅の「サンツエスタシオ(Sants Estacio)」で 「L5」線の「Vall'd Hebron」方面に乗り換えて「ホスピタル・クリニック(Hospital Clinic)」で降り、宿に戻ります。

宿へ戻り、遅い夕食を
明日は出発なので、朝食ぶんを残して、いつものパンこんハモンとフゴでマンサナを食べて、シャワーを浴びて寝ます。明日は、チェックアウト前の10時くらいで宿を出て、バスターミナルへは地下鉄で行くつもりです。

4日目 出発
北バスターミナルへ
今回は、2回の乗り換えがあります。「ホスピタル・クリニック(Hospital Clinic)」から「L5」線の 「Vall'd Hebron」方面に乗り、ひと駅の「プロベンカ(Provenca)」で「L6」 線の 「Cataluna」方面に乗り換え、2駅の「カタルーニャ(Cataluna)」で「L1」 線の 「Fondo」方面にに乗り換えて、2駅の「 アルク・デ・トリオンフ(Arc de Triomf」で降ります。
地下鉄を出て、すぐ正面に北バスターミナルが見えます。

到着したときは夜だったので気づかず。日中見ると、とてもいい雰囲気の建物。旧北駅を改装しているそうです。またも写真を撮り忘れ。
1階のインフォルマシオンカウンタでチケット売り場を聞き、2階へ向かいチケットを購入。帰りもALSAのバスです。ボロボロのチケット写真でご勘弁を。帰りも32.41ユーロ。

1階の売店でサンドイッチとセルベサを頼みます。売店のおばちゃんが「とぅすエスパニョルえすムイびえん べりぐっ」と褒めてくれました。マドリッドでは、mahouだったけど、こちらではEstrellaです。
高速バスでマドリッドへ
帰りのバスも、ひたすら荒野を進み、途中、サービスエリア(行きとは違う建物)で休憩を取り、無事にマドリッドに戻りました。アベニーダ・デ・アメリカ駅から、地下鉄で宿に向かいます。今回の出国前の宿はこちら。


こんな感じの通りのようです。夜の9時過ぎにチェックインして、早朝の4時ごろにチェックアウトしたから、どんな街並みなのか全然わからなかった。

地下鉄を乗り継ぎ、宿へ
アベニーダ・デ・アメリカ駅からは、「6番線」「Pitis」 方面から「グ ン(Gregorio Maranon」駅で 「10番線」 「Puerta del Sur」方面に乗り換えて「アロンソ・マ (Alonso Martinez 」駅に向かいます。
地下鉄を出てすぐに脇道に入り、一つ目の交差点を右に曲がると、80メートルくらい先の左側に宿があります。看板も小さいので、注意が必要です。
宿に入ると、5人くらいの欧州団体の若者がチェックインしています。しばらく近くで待ち、終わったらチェックインします。
料金は17.90ユーロでした。ちょっと高いですね。直前の予約だったからでしょうか。

部屋は1階の隅で4人部屋です。荷物はあるけど、誰も部屋にいません。一旦、部屋に荷物を置き、夕食の食材を買いに行きます。運良く、近くにスーパーがあり、セルベサとハモンとパンを買い、宿のダイニングで食べます。壁にレアルマドリッドの絵が書いてあり、熱狂的なファンがここに泊まるんだなと、思いました。
部屋に戻り、就寝しますが、スペインの9月は夜がとても寒い。薄いシーツしかないので、めちゃめちゃ寒い。長袖を持っていなかったので、クソ寒い中、なんとか寝ようとします。ですが、ほとんど寝れずにチェックアウトします。フロントに1人お兄さんがいます。
ちぇっくあうとぷりーず」「オーケー」「あいはふとぅごうとぅザエアーポート、ソー、キャないハブあサブウェイ?」「イエス、ユーキャン、ソー、ディスイズあぶろーしゅあー、ファーストリー、ゆーしゅっどぅげっとぅアロンソマルティネス、ぜん、ゆーしゅっどぅチェンジとぅざナンバー6ラインおんヌエボスミニステリオス、あんぜん、ゆーきゃんげっとぅザえあーぽうと」「おーさんきゅう」こんな感じで道順を教えてくれました。

地下鉄でバラハス空港へ
言われた通り、「アロンソ・マルティネス(Alonso Martinez)」駅から「10番線」の「Hospital Infanta Sofia」方面に向かい、2駅の「ヌエボス・ミニステリオス(Nuevos Ministerios)」駅で「8番線」の「Aeropuerto T4」方面に乗り換えて、5駅向こうの「エアポートT1 T2 T3(Aeropuerto T1 T2 T3)」に向かいます。料金は忘れました。しかし、エアポート駅に到着して、改札口を出るときには、別途空港利用料を支払わなければなりません。確か5ユーロだったと思います。改札口の手前に、チケット券売機があるので、そこで買えと言われて、買うことになると思います。そのチケットを改札口で一緒に入れて、改札口を通ります。たしか6時くらいには着いたはず。しかし、バラハス空港は広い。ひたすら、天井の案内表示を見て、ターミナル③を探します。ようやくターミナル③にたどり着くも、すでに長蛇の列。それにしても、バラハス空港って味がありますね。航空会社のインフォメーションがブラウン管のモニターです。どうやら、飛行機が遅れているようです。チケットカウンターでチケットを受けると、お姉さんが「搭乗は9:30からですよ」と教えてくれました。
なるほど、という感じで出発ゲートに向かいます。朝食は機内食に期待して、椅子に座って、ひたすら待ちます。だんだんと人が増えてきて、地べたに座る人も出てきます。結構混み合いそうな予感。やっぱり出発時間も、30分以上延びそうです。アブダビでの乗り継ぎが2時間半くらいしかないので、ちょっとビビっています。でも、多分大丈夫でしょう。
そんなこんなで搭乗開始。結局、離陸したのは10時40分くらいでした。かなり遅れてるね。

アブダビ空港に到着
乗り継ぎのアブダビ空港に到着。やっぱり到着も少し遅れています。到着ゲートから通路の間で、アジア系(たぶん中国)のカップルの女性がキレていました。男性は後ろからヒイコラヒイコラと泣きそうになりながら後をついて行きました。大変だね、がんばって。
トランジットでぐるっと回っても、十分離陸には間に合いそうだったのですが、夕食も機内食に期待したので、売店で残りのユーロを使って水だけを買い(たしか1ユーロ)、出発ゲートの直前にある売店近くの待合席でマッタリします。
しばらくして、出発ゲートに向かい、搭乗して離陸です。機内食を食べて眠ります。しかし、なかなか寝れない。仕方がないので、スポンジボブの映画を見ながらぼーっとします。

成田空港に到着〜自宅へ
そんなこんなで成田空港へ到着。成田からバスを乗り継いで、新宿〜名古屋を経由し、深夜の松本市に到着。お疲れ様でした。
また、必ず行きたい。半年くらい掛けて。そんな気分にさせてくれるスペインのボランティアと旅でした。

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2015年9月にスペインのとある村へ、ボランティア活動に行ってきました。 

ボランティア活動の記録はこちら

観光の記録はこちら
(過去ログ)国際ボランティア -番外編 バルセロナ(Barcelona)を観光してきました 


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目次


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ボランティア活動 2日目 
宿泊施設で起床。それぞれのタイミングで、第2施設に向かい、朝食をとります。基本は、ハモン、パン、ケソ、マンテキージャ、マンサナ、マグダレーナ、レチェ、フゴ、カフェ。好きなものを選んで食べます。洗い物は分担で日替わり交替。
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宿泊施設に戻ると、ロシア人女性が到着しました。何でもマドリッドで迷子になったそうです。自己紹介もそこそこに、サルドン(Sardon)という隣村へ仕事に向かいます。
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この村の歴史的な文化遺産の修復や保全の手伝いをします。ここで、もう1人の現地コーディネーターが登場 ハビエルさんです。仕事場を案内してくれた後、丁寧にやり方を教えてくれます。英語が苦手だそうですが、私の方が全く出来ません。
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作業場2箇所を2チームに分かれて、木製の器具を掃除したり、ニスを塗ったり、写真を撮ったり、パソコンでデータ編集したり。
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ほとんど人が通らないのどかな村です。こんなところで暮らせたら幸せだけど、日本と同じように表には見えない課題や独特の風習はあるんだろうなと思いました。それでも、日本と全く違う風景に心奪われます。
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午後は近くのプール施設の横にあるレストランで食事です。

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食事後、外のテラスで少し休んだのち、作業場に戻りまた作業再開です。でも、忙しくせず、歌を歌ったりふざけ合ったりとのんびりした時間が流れます。みんな楽しい人ばかりです。仕事が終わったら、モンレラスに戻り、思い思いに過ごして、第2施設で料理分担して、食べます。昨日の残り物や、サラダ、パン、ハモンなど、各自の好きなように食べます。洗い物片付けは、当番の交替制。
夜には公園で映画が上映されるもスペイン語なのでわからず、でも雰囲気で笑ってみたりします。ちょうど夏休みだから、みんな帰郷してきているんですね、公園に人がたくさん。
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ボランティア活動 3日目
宿泊施設で起床。昨日と同じく第2施設で朝食をとります。
この日はドイツ人女性がまた1人合流しました。理由は…忘れてしまいました。再びサルドンに出かけて、同じ施設で修復と保存作業に取り掛かります。途中で休憩したり、マッタリしたり。その後、近くの民家で、同じように古い工芸品などを所有している人と会います。個性的な方です。
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午後は、レストランで昼食の後、併設のプールで泳ぎます。楽しー!

その後、再びワークをして、モンレラスに帰って夕食です。スペインの謎のガードゲームで遊んだりします。
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ボランティア活動 4日目
今日は休日、ワークなしです。朝食後、マッタリした後、みんなでモンレラスの荒野を散策します。
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途中、コーディネーターと合流し、モンレラスのチーズ工房を見学します。

夜になると、モンレラスの公園で祭事が行われるので、見学します。若い男女が民俗芸能を披露してくれました。たくさん練習したんだね、息もピッタリ。
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第2施設で夕食時、日本酒を振舞ってみるも、バルセロナ男性にほとんど飲まれてしまいます。他のみんなには、口に合わないようです。独特だからね。でも、ハマると美味しいんだよ。

ボランティア活動 5日目
引き続き、サルドンで修復作業を行います。
午後はレストランで食事後、プールで遊びます。なんて最高な日々なんだ!
その後、サルドンの農家訪問します。 放牧された牛と戯れたり、飼料となる稲もみの説明を聞いたり、大型トラクターに載せてもらったり、高台に登ってみたり。個人的には農場主の握手がやたらとパワフルで、田舎のおやっさんて感じが良かったです。
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夕食、第2施設で日本から持ち込んだカレーを振舞ってみるも、中辛だったので不評でした。でも、米はおもったより鍋で上手く炊けたので、自分的には合格です。写真は撮り忘れました…

ボランティア活動 6日目
サルドンで修復作業ののち、サルドンの若者考案ゲームに参加します。これがまた楽しい!

タライに入ったグミを口で取るゲーム
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クリアしたら、課題を渡されます 問題を解いて指定の地点に向かい問題を解く、を繰り返す 途中、目隠しで課題をクリア
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住民にヒントを聞いたりして問題を解き、
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終点の鐘を鳴らしたら、ゴール!残念ながら私たちのチームは負け
ありがとう、サルドンの若者たち!
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そのあと、プールのある施設でイベントに参加します。
(本物の)フラメンコ鑑賞   本物は、優雅で衣装もヒラヒラしていない
マドリッドのショーで撮った写真をスペイン人女の子に見せたら「それは観光客向けで本物じゃない」そうです
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ライブ鑑賞とダンス    みんなで楽しくダンス、ダンス!
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名前を忘れましたが、とっても強いリキュールを飲みすぎて、酔っ払って途中から記憶消滅。なんでこんな写真が?というものばかり。

サルドン最終日は、ハチャメチャで楽しい1日でした。