前回から引き続き、ロードレーサーのフレームの塗装を行なっています。
台風22号がやっと通り過ぎて、塗装の再開です。雨が降ったり止んだりと、なかなか作業が進まなくてストレスが溜まってきます。このままだと、組み直しができないまま、年内にあとひと乗りできなくなってしまいます。雪が降るまでに、あと1〜2回はライドしておきたいです。やっと晴れ間が続きそうな雰囲気なので、今週は集中して塗装を済ませて、組み直しまで持っていけるようにしたいです。
さて、前回までは、「Panasonic」ロゴのマスキングをサンプルで作ってみました。今回は、そのサンプルを使用して自転車用ヘルメットに塗装をしてみるのと、本体フレームのツートン部分の塗装をします。
まずは、ヘルメットのロゴ塗装です。
ヘルメットの材質がプラスチックなので、塗面に塗料が食いつきやすいように1000番辺りのサンドペーパーでヤスリがけをします。次に表面を綺麗に拭いたのち、ロゴのマスキングを貼り付けます。そして、マスキングの断面から塗料が染み込まないように、マスキングシートをしっかりと指などで押さえます。さらにヘルメット全体に塗料が飛沫しないように、新聞紙をロゴ部分のみくり抜いて、マスキングテープで貼り付けます。
ロゴ部分に、2〜3回に分けて10分おきくらいで重ね塗りします。
さらに10分くらいしたら、新聞紙を剥がし、マスキングシートも剥がします。
塗料がはみ出している部分などをサンドペーパーや先端の細いもの(楊枝、ピンセット)などで修正し、文字の輪郭を整えていきます。
サンドペーパーで下地処理をした範囲で新聞紙をくり抜き、マスキングテープで貼り付けて、クリアのスプレーを吹き付けます。数回に分けての重ね塗りを忘れずに。
乾燥させて完成です!遠巻きに見れば綺麗な仕上がり!
今回、試しに作ったので、荒い仕上がりになってしまいましたが、何度か練習して慣れればイケそうな感じです。それから、今回は雑誌の上でマスキングシートをカットしたので荒い断面になりましたが、次回はカッティングマットを使用して、丸い彫刻刀とデザインカッターを併用してやりたいと思います。
続いては、本体フレームのツートン塗装です。
完成予想図はこんな感じです。前回までで、白の部分をパールホワイト(日産車用)で塗装してあります。
プラサフ(下地塗装)の選定をグレー色にしてしまったので、思ったよりシルバーな感じに仕上がってしまいました。でも、たぶん陽に当たると良い色に見えるんじゃないかと思います。基本、自転車は天気の良い日にライドしますからね。
マスキングテープで斜めのラインと底部のツートンをマスキングしていきます。さらに、パールホワイトの塗面にブルーの塗料が飛沫しないように新聞紙でマスキングしていきます。底部を上向きにして、ブルーのスプレーを吹き付けていきます。
空いた時間で、前回のフロントフォークの塗装済み面にクリアを吹き付けていきます。
ここで残念ながら時間切れです。また次回。