昨日、トルコのアンカラで、自爆テロがあった。
死者100人以上、負傷者多数。犯行グループはいまだ不明。

スペインのワークキャンプに参加したとき、トルコ人の学生が参加していた。彼は、アンカラに住んでいて、左派寄りで、安否がとても気になってしまった。

のちにフェイスブックで連絡が取れて、彼も、デモ運動に参加する予定だったが、たまたま遅れて行く予定だったので、被害は免れたそうだ。
現場はかなり混乱している様子だ。
彼に「気を付けて。でも負けないで」とメッセージを送った。

考えてみると、これまで中東や南アフリカなど、紛争や内戦が起きている国について、関心はあったが、知り合いがいる国でこういったことが起きると、途端に動揺してしまった。
普段は、たいして大きな感情も持っていないのに。
人間って、ほんとにいい加減で自分勝手な生き物だ。
今回の事件も、次第に心の片隅に追いやられていくのだろう。

どんどん豊かになっていくにつれ、多様性が増し、忘れ去られていく、大切な「何か」。そこで暮らす人々。
時代を重ねるごとに、複雑になって、収拾がつかなくなっている気がする。
人類はどこに向かっているんだろうか。
私は、どこに向かっているのか。
私は、何を求めているんだろうか。