よし、団塊ジュニア、そろそろ起業しようか

~巷で何かと世間のお荷物扱いされがちな「団塊ジュニア」が、故郷の長野県で開業などを目指していく活動を綴ったブログです~

〔コンセプト〕
地域の有機農業、昔ながらの野菜の加工食品、太古から現在までの自然の恩恵・姿(ジオパーク)、かつての農家の暮らしかた、これらを復興し、それらを使った生活を実践して、新しいことも盛り込みつつ、限りある地域の資源(ヒト・モノ・カネ・トキ・シゼン)を無理なく使い、周りの人たちを巻き込みながら自分たちも成長していき、時代に即した、または何時の時代にも適応するツールを編み出すことを目標として活動していきます

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カテゴリ: 地域

先日プチ旅行に行ったときに、購入したお守りですが、さっそくクルマのキーに付けています。
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その影響なのか、たまたまなのか、もともと付けていた太宰府天満宮で買った鷽の幸せお守りの紐が切れました。
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幸せを運んでくるというお守り。3年前に、母親と九州に旅行に行ったときに買ったものですが、願いがかなったということでしょうか。まだ、幸せという実感はありませんが、決して不幸だとは感じていませんし、なんとなく希望を持って楽しく日々を送っているので、ある意味、充実しています。

お守りは1年毎に更新するのがいいかもしれませんので、若干遅れましたが本年度は穂高神社のむすび守りに守ってもらおうと思います。

良いご縁がありますように・・・

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長いこと、梅雨が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

2年前から画策している蜂の子取り、”すがり追い”ですが、初年度は始めるのが遅すぎて後半から台風に阻まれ収穫ゼロ、2年目も台風が猛威をふるい全く活動できず。

そして、今年も天候不良が続いています。農園の手伝いをしていると、たまに花粉を持ったミツバチに遭遇するので、そろそろ始めたいのですが、なかなか休みの日に晴れとなりません。こうなったら、トリプルワークの合間でもハレノヒであれば、暇さえあれば蜂を追い回さなければなりません!

今年こそ、蜂の子を!甘露煮を作りたいです!やるぞー!!


翌朝、8時前にようやく起きます。相変わらず朝が弱いんです、、、。

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眠い目を擦りつつ、ダイニングでコーヒーを頂きながら、昨日調べておいた目的地をそれぞれ、もう一度頭に入れます。もうひとりの宿泊客の方と談笑しながら、身支度をたてて、9時過ぎに出発。

遅い朝食は、オーナーさんにオススメ頂いたパン屋さん、”SWEET”。本当はチェックアウトしないで持ち帰ってパンを食べるか、次の目的地 ”穂高神社” で食べようかと思っていたのですが、思ったよりオープンテラスの雰囲気がいいのと席が空いていたので、店の外で食べることに。
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写真撮り忘れで、またも食べかけ^^;

片田舎の人気のパン屋さんで朝食も悪くないですね。のんびりとiPadで予定をおさらいしながら、美味しいパンを食べていると、段々とお客さんが店に入っていきます。お昼前はきっと混むんでしょうね。11時前にパンを食べきって、次の目的地に向かいます。

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昔は横をしょっちゅう通り過ぎていたんですが、境内には全く入ったことはありませんでした。穂高神社って実は結構有名なんですよね。外国人観光客も結構いました。様々な縁起物の神様が祀られていました。
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私は、人との縁をもっと増やしたいので、その神様にお参りしてお守りを購入。今年の後半は、かけがえのない人たちとたくさん出会えるといいな。がんばろ。

穂高神社を後にして、その道すがら、近所にある ”碌山美術館” へ。
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碌山こと、荻原守衛は彫刻作品こそ15点と少ないですが、その生涯や彼を取り巻く人々の人生は、様々な人達に共感や興味を持たせたようです。特に下宿先の中村屋の主人 ”黒光” との悩める恋心などについては、多くの人達が注目する部分ではないでしょうか。

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碌山館の入り口に刻まれている、”Love is art, sttrugle is beautiful.”は彼らが生きていた時代に留まらず、どの時代に生きた普通の人たちにもそれぞれ大小様々の ”美しさ” が存在することを改めて思い知らされます。人の所業はほんとうに醜くて浅ましい、でも、それでも愛するべき存在だ、そんなことを思い起こさせます。現代では、芸能関係の様々なスキャンダルや不幸が、注目されたり誹謗中傷されたりしています。
荻原守衛は、中村屋の手伝いをする中でも、他の人とは違う感性があって、それが皮肉にも黒光への恋心に苦悩するなか開花したのでしょう。

・・・・・・
これから自分はどうしていくべきなのか、これまでゲストハウスのオーナーさんたちと語り合いしてきた中や碌山美術館含めて様々な芸術に触れてきて、少し答えが見えてきたような気がします。あとは、少しの勇気と資本。そんな気がしてきます。自分の好きなように、もがいて、楽しく生きていければ、結果は勝手についてくる。あるいは全く付いてこず生涯のうちには何もなくても、死してのちにその生涯が評価されることもある。生きているうちにどれだけ楽しめるか。そして、次の人達にどれだけ記憶に残せられるか。いくらお金持ちになって財を築いても、人の記憶に一切残らないような人物は、大した意味を持たない。
たった15点の彫刻を残して30才にして吐血してこの世を去った彫刻家。その晩年に苦しくもがいて制作した ”女” ”デスペア” ”文覚” をアトリエに残し、物議を醸したその生涯。
時代とともにコンテンツの表現方法は変わるけれども、生産活動の根源は変わらずに、人の心を動かし続ける。
自分の直感を信じて、恐れずに己の生き様を発信し続けていこう。
・・・・・・・

明治から100年余り。当時の人達が見たら現代に愕然とするか、その絶望の縁から彼らなりの新しい境地を切り開くか、興味は尽きないですが、何時の時代でも鋭い感性を持つ人達は時間の長短・紆余曲折はあっても自然と日の目を見るようになるもんです。果たして私は凡人か、それとも時代の寵児か。

やや悶々としながら、次の目的地へ。以前、住んでいたときに食べに行ったお蕎麦屋さんの隣りにある ”有明山神社” です。平日の山奥の神社。誰もいません。
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と思ったら、ほかに一人参拝客がいました。

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商売繁盛?のために六文銭をくぐっておきます。

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入り口の門の上部には十二支の彫刻が祀られています。
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自分の干支を記念撮影

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本殿の右奥には小さな滝があります。一応飲めるようです(私はやめておきました)。手を清めさせていただき、本殿に戻ってお参りをして、ちゃんとお金を払っておみくじを引きます。
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ふむ、まずまずの運勢のようです

帰りに、隣のお蕎麦屋さんに立ち寄ります。
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あれ、休みだった、、、、。残念。まあ、昔に食べたことあるからいいかな。また次回、機会があれば。

そんなわけでお昼は食べずに、そのまま次の目的地へ。
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有明山神社の麓にある、地元の日帰り温泉に行きます。”山のたこ平”さんです。旅館に併設されていて、昭和感たっぷりの古い建屋です。写真はありませんが、とっても広い洗い場と湯船、露天風呂もあって、温めで柔らかいお湯にゆっくりと入れます。私は時間が押していたので、30分ほど楽しんで、山のたこ平さんを後にします。

次に向かうのは、ゲストハウスのオーナーさんお気に入りの ”大町山岳博物館”。”北アルプス”後立山連峰の生い立ちやそこに住む動物や植物、登山の歴史などが学べる博物館です。
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付属の動物園があったりと、どちらかというとファミリー向けの雰囲気が濃いですが、私は敢えて一人でも行きました。食わず嫌いは良くないからね。案の定、平日の初日なので、誰もいません。貸切状態。じっくりと展示物をみることが出来て、ゆっくり楽しめました。
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何かいる、、、
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ニホンライチョウさんはずっと遠くを見つめていました

さて、次は最終目的地であり、今回の本来の目的である ”安曇野ちひろ美術館” です。し、か、し、です。いつの間にか5時前になってしまいました。山岳博物館でのんびりしすぎました^^;
安曇野ちひろ美術館には間に合わず。残念。まあ、近いから何時でも来れるしね。また次回。

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帰りに、地元のラーメン屋さんで忘れていたお昼+夕飯を取り、本日のシメとしました。

さて、来週は祝日というわけではないんですが、プライベートの用事を済ませるために、プチ旅行はお休み。再来週、またどこかに行きます。立秋頃からは、バイトを減らして2泊3日で行けるようにできたらいいな。そうすればサイクリングもできるし(^^)

さて、今回は ”安曇野ちひろ美術館” を軸にした芸術巡りをしたいと思っています。

実は安曇野なんですが、昔しばらく住んでいたので土地勘があります。ただ、仕事で住んでいたようなところもあって、大衆的なお食事処などにはよく行っていたのですが、地元外の人達が行くいわゆる ”観光地” へは行ったことがありません。今回はそんなところも含めて見て回れればいいなと思っています。

仕事終わりに大まかな行き先を調べておきます。ちなみに夕食については、普段利用していなかった梓川SAのレストランを利用してみようと思います。そんなわけで今回も高速道路を利用します。それにしても、そろそろもう少し排気量の大きいSUVあたりが欲しい。軽バンだと、なかなか遠出が辛いし、常に5000回転くらいで走っているので、エンジンへの負担が気になります。年末までに、中古でもいいのでSUVを物色したいです。

梓川SAに着いてみると、レストランがメチャメチャ混んでいます。よく考えると週末のほぼ夜に近い夕方です。一般道からも入れるSAなので、高速道路利用客以外もいて、食べられそうにありません。出かける前にある程度、軽く食べてきていたのもあり、ゲストハウスのチェックイン時間が迫っていることもあって、食べずにゲストハウスさんに向かいます。
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く、暗い、、、

さて、今回の宿泊先は穂高にある ”ゲストハウス燈” さんです。築60年の昭和の雰囲気が残るアットホーム感満点のゲストハウスさんです。チェックインを済ませシャワーを借りた後、小腹を埋めるために近くにあるスーパーでフルーツやお菓子をいくつか買って戻ります。今回も、週末ということもあって他の宿泊客が1人だけ。うーん、見知らぬ人達みんなとワイワイ会話を楽しむことも、プチ旅行の目的ではあったんですが、今回もオーナーさんとのゲストハウスのことや安曇野の語り合いになってしまいました。多くのゲストハウスは消灯時間があって、ここも23時半に消灯。途中でオーナーさんも自室に戻り、一人キッチンで翌日の予定を立てます。オーナーさんにオススメ頂いた、住んでいた頃には気にもしなかった通り過ぎていたあそこやあの辺にも行ってみる予定です。

つづく、、、

早朝から起きて、湯治温泉の”一陽館”へ向かう予定が、1時間遅れの朝8時に起床。いい年なのに、未だに朝が弱いです、、、。

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チェックアウトはせずに、ひとまずお出かけです。昨日行きそびれた、”うなぎ処かゞ井”さんに向かう道の途中にあります。

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建てた当時の趣を残す一陽館

駐車場に車を止めて受付のおじさんに料金を支払い、「初めてです」と伝えると、”温泉の入り方”を教えてくれます。レクチャーに従って入ります。ここは、内湯と外湯があります。湯治は、大体1時間〜長い人で2時間浸かり続けます(15分おきに休みながら)。今回、私は時間の関係上、内湯のみを利用しました。またすぐに来れるからね、近いから。いつも大体37℃くらいだそうですが、この日はやや熱めだったようで、常連さんも「熱くて15分入っていられない」と言っていました。

約1時間しっかりと加賀井温泉に浸かったのち、朝ごはんに薦められた、おやきを買いに行きます。
まるっきり写真を取り忘れましたが、つたやさんの大名おやきです。ナスの味噌煮や野沢菜はメジャーだと思いますが、キャベツやキノコと切り干し大根はあっさりとした味わいで好みの種類でした。また食べたいです☺

ゲストハウスでおやきを食べつつ、オーナーさんと再び談笑。楽しくて時間を忘れます。気がつくと10時過ぎ。そろそろ出ないと、予定をこなせない^^;
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布袋屋さんの可愛いマスコットとの別れを惜しみつつ、ゲストハウスを後にします。
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また来るからね・・・

まずは、オーナーさんイチオシの”松代象山地下壕”へ向かいます。なお、松代象山地下壕には駐車場がないので、近所の代官町駐車場または象山神社や象山記念館の駐車場を利用しましょう。
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私は、象山神社に停めて、象山神社を参拝しつつ、地下壕へ。

途中の趣のある通りには”山寺常山邸”という武家屋敷があります。休憩もできる場所があるので、地下壕に行った後に寄ることにして、通りを進みます。
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小さな神社とお寺を過ぎて古民家の通りを少し過ぎると、入口が見つかります。入場は無料ですが、受付で簡単に説明を受けて、ヘルメットを装着して地下壕へ入ります。
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中は鍾乳洞並みにひんやりとしていて、何処か不気味な雰囲気を感じます。入り口はある程度地面が整地されていたり天井が補強されていますが、奥の方は凸凹の砂利道で若干歩きにくいので注意が必要です。
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切削機のニードルが刺さって抜けなくなったまま残っていたりと、当時の様子が想像できるような生々しい様を見ることができます。
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入り口から少し歩いて右に曲がってから暫く歩くと、奥の方に光が見えます。向こう側とつながっていることがわかります。
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約70年前の当時に約9ヶ月間かけて掘られた地下壕。地元民や朝鮮から作業員が集められて工事は進められたといいます。幾多の犠牲をもって作られた地下壕ですが、終戦とともに使われないまま鳴りを潜めて現在に至ります。当時は大本営設営のために作られましたが、戦後70数年の今、地下壕は多くの真理や疑問を私達に投げかけてくれています。外交上、センシティブな部分もあって表立って大々的なPRができない事情があるようですが、世界中の多くの方が地下壕の存在を心に刻む日が来ることを願っております。

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荒々しい壁面が当時の過酷な作業を感じさせ、まるで何かを語りかけてくるようです

地下壕の帰り道、山寺常山邸に立ち寄ります。
主な建造物は復元や修復されたものですが、江戸時代当時の歴史やその様式を知ることが出来ます。
茶室が割と知られているようですが、従来の武家屋敷にある観賞用のものではなく実用面が重視された庭園や池、用水路は必見だと思います。

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でも、やっぱり茶室でまったりするのもいいもんです・・・ε-(´∀`*)

車通りも人通りも少なく、ゆったりした時間が流れる城下町外れの通りを歩いているとついつい時間を忘れてしまいます。いかんいかん、気がつくと12時近いです。ゆっくり急いで、次の目的地 ”真田邸” へ。
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実はほんとうは真田宝物館に行きたかったのですが、休館だったので真田邸のみの訪問となりました。
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真田邸。先程の山寺常山邸とは打って変わって大きいです。真田邸では、「内向き」と「外向き」といって用途によって襖の柄や装飾が違うということを知ることが出来ます。でも、個人的には江戸時代の大名屋敷の風呂やトイレが見れたのが面白かったです。風呂の洗い場の床が斜めだったのは衝撃。滑って頭が壁に「ゴツン!」てな事にならなかったんだろうか?とか思っちゃいました。

さあ、時間がなくなってきました。ただいま13時半。14時には松代を出ないといけません(16時からバイトの予定(T_T))。ここから川中島古戦場へ行くには時間が足りない。最後に近くの松代城跡を見ることにしました。松代城(海津城)は、水害や明治維新後の取り壊しなどで消失しましたが、その面影は太鼓門や南門・北門などの復元で現在は見ることが出来ます。

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戌亥櫓は修復中とのこと

現存する建造物が少ないのか入場無料ですが、もともと天守がない城なので、コンテンツとして入場料が取れないということなのかもしれませんね。戌亥櫓や別のものがフィーチャーされるといいかもしれませんね。近代的なイベントとか。ARとコラボとか。
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あー!気がついたら14時。帰らないと。名残惜しいですが、また何時でも来れます、県内で近いから。来年あたりに、誰かと一緒に来れたらいいな。

ああ、お昼を食べるのも忘れていたので、帰りの松代PAで「松代御前」を頂きました。

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とろろは実はお蕎麦にかけるものだった?私はごはんにかけちゃいました

今回も、ゲストハウスのオーナーさんを始めとして、様々な刺激を得られた旅でした。この刺激を生かして、何としてでも起業がしたい!と再び火が点き始めました。

いや、目標を忘れていた訳じゃないんですよ。今までちょっと寄り道していただけなんです。でも、その寄り道も、私にとってはいい刺激となりました。大切な人とふれあい戸惑い、自分の気持に正直になって逃げずに自分と向き合う。そうすることで大切なものを思い出し、新たな道へ進むことが出来ます。

・・・・・・・

忘れかけていた感情を思い出す、素敵なきっかけをくれたことに感謝しています。今でも大切なあのヒト。
ありがとう。そして、さようなら。また何時か、自然体で触れ合えるようになるといいな。

・・・・・・・

さて、次回ですが、もう行き先は決めてあります。ある意味、アナザースカイと言えるかもしれません。楽しみ半分、不安も半分。あ、次回はまた、ちゃんと1泊2日ゆっくりできるようにスケジュールしとかないと。


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